『走る詩人』 加澄ひろし

サブフォーを目指さない文化系ランナーの独り言

Garmin ランニングウォッチ

『走る詩人』加澄ひろし です。

独り言をお届けします。

このページから入った方は、是非、詩のページもご覧ください。

 

本格的に走ろうとするランナーであれば、みな、ランニングウォッチに興味を持ち、ランニングウォッチを持っていることと思います。

僕が使っているランニングウォッチは、Garminvívosmart® J HR+ です。

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vívosmart® J HR+

正確に言うと、この時計はランニングウォッチではなく、ライフログをとるアクティビティトラッカー(活動量計)です。

本来の使い方は、一日中手首に装着して、日々のステップ数、距離、カロリー、登った階数、アクティビティの強度、心拍数を記録し、ライフログとして活用するものです。

スマートフォンBluetoothで連携することで、メール、通話の着信、SMS、ソーシャルメディアのアラートなどを受信する機能もついています。

光学式心拍計の機能があり、GPS機能を内蔵しているのが特徴です。

 

僕はライフログには興味がなく、必要性も感じていません。

この時計を選んだのは、主に次のような理由からです。

  • 小型軽量であること
  • GPS内蔵型であること
  • 心拍計測機能があること
  • 比較的安価だったこと
  • Garminの製品であること

 

ランニングウォッチは、表示機能が充実しており、ディスプレイが大きいのが一般的です。ですが、自分の場合、多彩なディスプレイ表示を求めておらず、走っている時に必要なのは、距離と時間、ラップタイムだけです。この時計の前には、同じGarmin製の ForeAthlete® 220J を使っていましたが、走っている時に見るのは、距離と時間、ラップタイムだけでした。ForeAthlete® 220J よりも小型で、見た目がシンプルな vívosmart® J HR+ は魅力的でした。

 

それまで ForeAthlete® 220J で走っていたので、GPS機能は必須でした。走りながら距離と時間を計測し、走った後、Garmin社のオンラインアプリ Garmin Connect™ に計測結果をアップロードして、その日走った場所を地図で確認したり、ラップタイムを振り返ったりすることも楽しみのひとつでした。ランニングウォッチに、GPS機能は欠かせません。

 

光学式心拍計が搭載されていることは、ForeAthlete® 220J からの買い替えを考えたひとつの要因でした。長い距離を走るようになるうちに、自分の身体の疲れの状態を、数値で把握したいと思うようになったのです。手首に光を当てるだけで心拍数が計測できることは、手軽で便利な機能です。

 

vívosmart® J HR+ は、定価 ¥ 18,334(税别) です。

決して安くはありませんが、GPS機能内蔵のランニング専用ウォッチは最低でも2万円以上するのが現状です。(改めて、高い買い物だと思いました。大事に使わなければいけませんね!)

 

ランニングのパフォーマンスを Garmin Connect™ で継続的に記録していくためには、Garmin製品を選ぶしかありません。最近は、複数ブランドのアプリを統合管理できるサイトも登場しているようですが、個人的には、Garmin Connect™ が気に入っているので、乗り換えを検討する気持ちにはなりません。

 

さて、スマートフォンとの連携機能ですが、僕は使っていません。

日常的にこの時計を装着して生活する気はなく、ランニングの時にスマートフォンとつながっていたいとも思いません。

僕がこの時計に求めるのは、単に、ランニングウォッチとしての機能だけです。

実際、僕がこの時計を使用するのは、ランニングの時だけです。走っている時とデータをネットにアップロードする時以外は、電源を切っています。

それだけで十分、満足しています。

 

所有者としては残念なことに、vívosmart® J HR+ は既に市場から退場しています。店頭からも、ネットからも新品を手に入れることはできません。

ランニングウォッチの技術革新も日進月歩で、最近は、多くの機能を搭載した高価なモデルが目立ちます。

15万~16万円以上もするランニングウォッチが登場したのには、たまげました。

 

機能満載のスマートウォッチより、走りを計測するための必要最小限の機能だけを備えた、シンプルで使いやすいランニングウォッチが欲しいと思うのは、僕だけでしょうか?

新しい優れた技術も、進歩すれば一般化し、以前より安価に入手できるようになるはずです。目新しさばかりでなく、ランナーのニーズに真摯に向き合った製品の開発を、僕は求めます。

 

 筆者へのメール:kasumi@tokyo.ffn.ne.jp