『走る詩人』 加澄ひろし

サブフォーを目指さない文化系ランナーの独り言

マラソン大会 走りました!

『走る詩人』加澄ひろしです。

 

今日 12月2日(水)、1年ぶりで、マラソン大会を走ってきました!

 

 

コロナ禍に見舞われた今年ですが、各地で、少しずつ大会が開催されるようになってきました。立川にある昭和記念公園で行われた今日の大会には、総勢900名のランナーが集まりました。平日開催にも関わらず、ハーフマラソンだけでも 600名のランナーが走ったのです。すごいですね。

 

ハーフマラソンは、1周約5キロの周回コースを4周するレースになっています。日本陸連公認コースを使った、公認レースです。昭和記念公園は、年間を通じて、毎月のようにランニング大会の会場になっていますので、東京のランナーにとっては、馴染みのコースです。樹木に囲まれた舗装路で、多少のアップダウンもあり、四季を通じて楽しめるランニングコースです。

 

ラソン大会は土曜日か日曜日に開催されるのが通例です。でも、今日の大会は、水曜日の開催! 募集要項では、週の真ん中「水曜日」、平日に開催することで、混雑を避けようとする意図が謳われています。また、新型コロナウイルスの感染を防ぐため、集合時のマスクの着用、受付時の検温、体調チェックリストの提出を義務づけるなど、感染防止対策が明示されています。

 

ハーフマラソンの計時は、「陸連登録選手」と「一般参加選手」に区別して行われ、「陸連登録選手」はグロスタイムで、「一般参加選手」はネットタイムで計測されます。そのため、完走証は会場で発行されず、後日、ホームページからダウンロードして確認することになっています。

ハーフマラソンのスタートは、10時55分、何とも中途半端な時刻ですが、これも感染症対策の一環でしょうか。スタートラインに沿って、前方に「陸連登録選手」が並び、その後方に「一般参加選手」が並んでスタートしました。

 

今日は、朝から気温が低く、日差しもなく、手が凍えるような寒さでしたが、レースコンディションとしては悪くありませんでした。長袖のシャツにランニングタイツで走りましたが、体は寒くありませんでした。でも、手袋をしていたのですが、手の先は凍るように冷たくなってしまいました。

参加選手の数を絞ったせいもありますが、レース中にランナー同士の接触を気にすることもなく、終始、自分のペースで走れました。抜く時も、抜かれる時も、お互いが十分距離をとって走ることができました。

自分自身も、今日のレースは上出来でした。自分の想定ペースを上回るスピードで、21キロ走り通すことができたのです。記録はまだ通知されていませんが、手元の時計で、1時間53分で完走しました!

シューズは、ニューバランス HanzoT を履きました。足当たりが柔らかくて履き心地のよい、軽いシューズです。

 

結果がよかったのは、レースに集中できたおかげだと思います。序盤から、オーバーペースかもしれないと思っていましたが、最後までキロ6分以内のペースが維持できればよいと割り切り、失速を覚悟していました。最後まで失速せず、5分前半のペースでがんばれたのは、走り慣れたコースで、先の景色だけを見て、自分の足と対話し続けて走ったからだと思います。つらくなった3周目、13キロ付近で、ゲストランナーの吉田香織選手が並走してくれたおかげもありました。彼女の弾むようなフォームを体感し、自分も夢中になって足を上げました。一瞬の出来事でしたが、フィニッシュまでずっと、くじけそうになる自分に力を与えてくれました。力を抜かないで、自分の限界に挑戦してみようという気持ちにさせてくれたのです!

  吉田香織さん、ありがとう!!

 

レースを走ったのは、今年の1月 横田基地で催された「フロストバイトロードレース」以来のことです。久しぶりにレースを走って、冬なのに、全身、汗でびっしょりになりました。トレーニングでは得られない、高揚感を味わいました。

今年は、「立川シティ」も「練馬こぶし」も「長野マラソン」も「仙台国際」も中止でした。「立川シティ」や「練馬こぶし」は、残念なことに、来年も既に中止が決定しています。僕の次の目標は、4月18日に開催予定の長野マラソンです。エントリーも済ませています。これ以上、感染症が蔓延することなく、大会が無事開催されることを願うばかりです。

 

最後までお読みいただき、ありがとうございます。

 

筆者へのメール:kasumi@tokyo.ffn.ne.jp