『走る詩人』 加澄ひろし

サブフォーを目指さない文化系ランナーの独り言

昭和記念公園のランニングコース

『走る詩人』加澄ひろしです。

 

立川の国営昭和記念公園が臨時休園を解除し、6月5日(土)から、利用可能になりました。7日(月)に立川に出かける用事がありましたので、その足で、園内のランニングコースを走ってきました。

 

昭和記念公園では、通常、週末になるとランニング大会が開催されています。こうしたイベントでは、大概、園内の管理用園路を利用して、5キロのコースを周回します。10キロレースであれば2周、ハーフマラソンであれば4周といった具合です。

 

今回走ってみたのは、それとは別に、遊歩道を利用して設定されているウォーキング・ランニングコースです。誰もが気軽にウォーキングやランニングを楽しめることを目的とした距離表示付きの周回コースです。実際に走ってみて感じたことを、ご紹介します。

 

結論から言えば、昭和記念公園の園内ランニングコースは、楽じゃないけど楽しいコースでした!

 

 

 園内には、3つのコースがあります。いずれのコースも、スタート地点は、立川口からカナール沿いを歩いた先にある「ふれあい広場」のレストラン前です。場所を示す標識と路面の表示があります。

コースにはそれぞれ名前が付けられていて、全長2.5キロメートルの水のコース、3.9キロメートルの広場のコース、5.6キロメートルの森のコース とされています。

 

距離にバリエーションがあるため、走る距離を調整できるのがよいと思いました。今回は、ハーフマラソンの距離を走るため、森のコースを2周、広場のコースを2周、水のコースを1周して、合計21キロとしました。

森のコースは一番距離が長く、「花の丘」「こもれびの丘」と称する、園内でも起伏がきつい部分を走りますので、かなり苦労します。ただし、「花の丘」の花畑は季節の花にあふれ、「こもれびの丘」の雑木林は武蔵野の森を体感できる場所ですので、走る楽しさは格別です。

広場のコースは4キロ弱で、比較的平坦なコース設定になっていますので、森のコースに比べると、かなり走りやすく感じました。頑張りが効くコースです。

水のコースは一番距離が短いので、気軽に楽しめるコースです。コースの大半が上記2コースと重なっています。距離感がわかりやすく、安心して走れますが、少し物足りなさを感じるかもしれません。

 

今回は、21キロメートル走ろうと考えていましたので、3つのコースを組み合わせました。初めてなので、コースの順番は走りながら考えました。森のコースが予想外に厳しかったので、次のような順番です。

1周目  森のコース

2周目  広場のコース

3週目  森のコース

4周目  水のコース

5週目  広場のコース

若干の距離調整が必要でしたが、無事、合計21.1キロメートルを走りきることができました。気温と湿度が高く、結構苦労しましたが、へとへとになりながらも、走り終わりは充実していました。

 

今回、月曜日午前中の公園内はとても空いていて、自分以外に走っている人に出会うこともありませんでした。更衣室やシャワーなどの設備はありませんが、公園内は広々としているので、普通のランニング大会と同じような過ごし方をすれば、問題ないと思いました。立川口のコインロッカーは数が少ないので、休日には、利用のし方に工夫が必要かもしれません。

 

入園料は450円、コインロッカーは100円です。クルマを気にせず、信号もないロードを、自然の中を存分に楽しめますので、是非また、走りに行きたいランニングコースです。 

 

 

筆者へのメール: kasumi@tokyo.ffn.ne.jp