『走る詩人』 加澄ひろし

サブフォーを目指さない文化系ランナーの独り言

青島太平洋マラソン

『走る詩人』加澄ひろしです。

遅まきながら、マラソン大会参加の報告です。

 

12月11日に宮崎で開催された「青島太平洋マラソン2022」を走りました。

大会当日はお天気も良く、気温もほどほどに涼しくて、走りやすい日和でした。目標タイム4時間30分を目指して意気揚々とスタートしましたが、結果は大撃沈!

5時間ぎりぎりでのフィニッシュになりました。

 

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前半は6分ペースを守って順調に走っていたのですが、中間点を過ぎるあたりから疲れを感じ始め、28キロ付近で右足膝周りの筋肉に違和感がでてきました。29キロに至る手前で攣りそうな感覚になったので、立ち止まりました。その頃、少し日が陰って体に寒気を感じたことを憶えています。

 

少しゆっくり走るようにしてみましたが、今度は左足の膝にも違和感が...

両足が攣ってしまったらフィニッシュできないと思ったので、とにかく歩いてゴールを目指そうと思いました。30キロ地点から残り12キロ! とにかく歩いて歩いて行こうと決めました。

 

そして、40キロ地点が近づいた時でした! 後ろから大きな掛け声が聞こえます。5時間のペーサーが追いついてきたのでした。5時間で完走を目指す集団に追い越されようとしていたのです。

ここで思い直しました。5時間をオーバーするようじゃ情けない... 何とかペーサーについて行ってみよう!!

不思議なものです。ペーサーに励まされながら集団で走っていると、疲れ果てていた足でも何とか走り続けることができたのです。フィニッシュラインまで2キロちょっと、足が攣ることもなく、やっとの思い出走り抜けることが出来ました。

その結果が、この記録です。

 

 

グロス5時間ぎりぎりで完走することができました!!

足の不調にも関わらず完走できたのは、ペーサーさん(2名)のおかげです。おふたりの叱咤激励がなかったら、もっともっと悪い記録になっていたでしょう。

とてもありがたいことです。この場を借りて、感謝の気持ちを表しておきます。

 

いずれにしても、撃沈の原因はトレーニング不足にあります。9月~10月の走り込みが足りなくて、フルマラソンを走り切る足が出来ていなかったのです。いろいろな事情があったにせよ、42キロを走り切る脚力ではなかったということです。

反省を踏まえ、次の大会(4月予定)に備えて奮起する所存です!