『走る詩人』加澄ひろしです。
東京都の公園を歩いていると、ところどころに、ちょっと気になるベンチがあります。
ステキな作りの、ちょっと洒落たベンチです。ベンチの背に、小さなプレートが貼られています。
『思い出ベンチ』と刻まれています。そして、日付とメッセージ、そして送り主らしい人の刻印があります。
しばらく前から気になっていたのですが、調べてみたら、東京都が実施している事業でした。
素敵な試みだと思います。ひとつひとつのメッセージに、ベンチの贈り主の感謝の気持ちがこもっています。ベンチのメッセージを読むたびに、温かい気持ちになります。そして、そのベンチに座っていると、贈り主が見守っていくれているような気分になれるのです。
筆者へのメール: kasumi@tokyo.ffn.ne.jp