『走る詩人』加澄ひろし です。
無我夢中で走る日があります。
そんな時、ランナーの目に映る景色は、スピードを上げて過ぎていきます。
瞬間瞬間の一歩一歩が、明日の自分への自信につながります。
風のように疾走する自分を、心地よく感じているのです。
背筋を伸ばし、目線を上げて、格好よく走っているつもりですが、はたから見れば、ヨロヨロ走る、頼りなさげなランナーかもしれません。
それでも、僕は走り続けます。
走ることに、生きている自分を感じながら、若々しく、希望を持って、風を切って走ります。
筆者へのメール:kasumi@tokyo.ffn.ne.jp